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百人一首かるたで遊ぼうと思うと、競技かるたのようなスピードで取らないといけないと思う人もいるのではないでしょうか?
でも、百人一首かるたで遊ぶ第一歩としてはちょっとハードルが高いですよね
特に子供に百人一首に触れてほしいと思っている親御さんはどうやったら子供が興味を持ってくれるのだろうかと考えているのではないかなと思い、子供でも楽しめる百人一首かるたの遊び方、坊主めくりを紹介します!
絵札の説明
「坊主めくり」は一度は聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
この遊び方はとても簡単なので子供もすぐに覚えて楽しめると思います
まず、絵札には大きく分けて
・男性札・・・髭を生やしていたり、被り物している札です
・姫の札・・・見たままですね。きれいな着物を着て髪の長い女性の札です
・坊主札・・・丸坊主なのが坊主です!って当たり前?
あとは「かなり簡単バージョン」には出てきませんが
・蝉丸・・・頭巾をかぶった坊主
という札に分けられます
※蝉丸は僧侶という記録が無いようで、本当は殿なのだそうです。
でも、絵札の頭巾や服装から坊主扱いすることが多いそうです
坊主めくりの遊び方~かなり簡単バージョン~
①百人一首の絵札のみ取り出し、トランプの神経衰弱みたいに絵柄が見えないようにテーブル(又は床、畳など)に広げます
②札を一旦置いておく場所を決める
③取る順番を決める
④順番に絵札をひっくり返していって
・男性札ならそのままひっくり返した札をもらえる(1枚もらえる)
・姫の札ならもう一回ひける(2枚もらえる)次も姫ならもう一回ひける(姫が出る限りひける)
・坊主札なら自分の持っている札を全部出さないといけない
・坊主札が出てから最初に姫の札をひいた人が札置き場にある絵札を全部もらえる
⑤最終的に一番多く札を持っている人が勝ち!
どうですか?
簡単でしょ?
簡単バージョンでは神経衰弱のように机に広げるルールで書きましたが、ドーナツみたいに絵札を丸くおいて真ん中に札置き場を作っていいですよ!
もちろん、百人一首のもともとのルールのように1つに重ねてもOK!
場所、環境、一緒に遊ぶ人によって変えて遊んでくださいね♪
ちなみに、神経衰弱のように広げると体にハンデのある方やお年寄りでも札がひきやすいです(自分の近くの札を引ける)
坊主めくり~基本のルールバージョン~
基本的には簡単バージョンと一緒なのですが
・札山は神経衰弱のように広げずに1つにまとめる。人数が多い時は札山を2つ、3つと分けても良い
・蝉丸を引いた時
①1回休み
②どんなに札を集めていてもビリが確定
③みんなの手札がもらえる
④蝉丸を引いた人以外の人、全員の手札を捨て山札の隣に置く
⑤最後の1枚だったら引いた人の負け
等があるのであなたの好きなルールで遊んでください
その他にも
・武官の絵札を引いたとき
①左側の人の手札を全部もらう
②山札を引く順番が逆周りになる
③武官の絵札を引いた人が他の人の手札をタッチすると、タッチされた人の手札をもらえる。ただし、狙われた人がタッチされる前に手で自分の手札を庇えばもらえない
武官の絵札は8枚あり、メーカーによって武官の絵も変わるので、弓矢を持っている絵札が武官とするのがわかりやすいと思います
・天皇の絵札を引いたとき
①全員の手札をもらえる
②もう数枚、山札を引くことが出来る
天皇の絵札は8枚あり、名前に天皇や院がついている絵札が天皇の絵札になります
・枚数が少ない人が負け
手札が少ない方が負けというルールもあります
通常の遊び方と全く逆のルールになります
①絵が描かれた方の絵札を使い、シャッフルした絵札を裏向きに積みます
②参加する人は山札の周りに円を描くように座ります
③順番を決め山札から1枚ずつ絵札を引いていきます
・男性札・・・そのまま山札の隣に捨てます
・坊主札・・・山札の横に置かれた札すべてを引き取ります
・姫札・・・自分の手札をすべて山札の隣に捨てることが出来ます
④山札がすべてなくなった時、手札が一番少ない人が勝ち
坊主めくりは子供から大人、老人まで楽しめます♪
いかがでしょうか?
私も最初は「ええ?!坊主めくりなんてやったことないよっ!」と参加拒否していたのですが、思い切って一度遊んでみるとこれがなかなか面白くてやみつきになります
ルールも難しくないので、子供とやる時は簡単バージョンで最初は遊んで、子供が慣れてきたら少しずつルールを増やしていけばこどもも長く楽しめると思います♪