この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
自分の誕生石や家族、恋人、大切な友人などの誕生石を1度は調べたことがあるのではないでしょうか?
私も調べたことがあります
でも、あっちではこの石、こっちでは月ごとではなくて日にち別でも誕生石が決められているし最終的によくわからなくなってしまった経験があります
なので、誕生石の歴史、起源を調べてみました
・誕生石とは?
・誕生石の起源、由来は?
・じゃあ、何かしらの効果はあるの?
・まとめとアドバイス
誕生石とは?
誕生石は1912年にアメリカの宝石商組合(ジュエラー・オブ・アメリカ)で定められたものを基にして1952年にアメリカ宝石小売商組合など、複数の団体によって改定されたものが基準となっています
国によっても違いがあり、
日本では1958年に全国宝石卸商協同組合が決めた誕生石が古く、3月に珊瑚(サンゴ)と5月に翡翠(ヒスイ)が追加されています
イギリスやフランスでは4月に水晶(スイショウ)、7月にカーネリアンが追加されています
以上のように、実際、私たちが気にして調べるような誕生石の由来や加護の是非に全く関係なく、宝石商の人たちの販売戦略に深くかかわりがあるようです
誕生石の起源、由来は?
宝石商たちに決められた誕生石ですが、その起源には諸説あり、有力な由来は聖書です
旧約聖書の出エジプト記28章17-21節の中に裁きの胸当てにはめる12個の貴石の記述があります。
翻訳によって種類は異なっており、
新共同約では
・第一列 ルビー、トパーズ、エメラルド
・第二列 ガーネット、サファイア、ジャスパー
・第三列 オパール、メノウ、アメジスト
・第四列 アクアマリン、ラピスラズリ、碧玉(へきぎょく)
口語訳では
・第一列 赤玉髄(ぎょくずい)、貴かんらん石(きかんらんせき)、水晶
・第二列 ざくろ石、るり、あかしまめのう
・第三列 黄水晶、めのう、紫水晶
・第四列 黄碧玉(きへきぎょく)、縞めのう、碧玉
となっており、12の貴石にはそれぞれ支族の名前を彫るように支持されています。
アメリカではまた別に起源や由来の有力な説があり、新約聖書に書かれているエルサレムの城壁に土台に飾られている宝石にちなんでいるということです
第1の土台石は碧玉(へきぎょく)
第2はサファイア
第3は玉髄(ぎょくずい)
第4は緑玉(りょくぎょく)
第5は赤縞めのう
第6は赤めのう
第7は貴橄欖石(きかんらんせき)
第8は緑柱石(りょくちゅうせき)
第9は黄玉(おうぎょく)
第10は緑玉髄(りょくぎょくずい)
第11は青玉(せいぎょく)
第12は紫水晶
新約聖書ヨハネの黙示録新共同訳21章19、20節
これはクリスチャンが多いアメリカならでということです
その他の由来は紀元前まで遡ります
紀元前6世紀頃に栄えたバビロニア帝国のバビロニア人は数学や天文学にたけており、12星座を学び占星術の基礎を築きました。
そして、宝石と12星座を関連づけており、最初は多数の宝石が選ばれていましたが次第に絞られていき、月に数個になったという説もあります
実際、占星術でも星座の宝石が選定されています
じゃあ、なにかしらの効果はあるの?
これは、残念ながら
無い
ようです
宝石商が決めたことですからね・・・
ちょっと寂しいですね・・・
まとめとアドバイス
・誕生石はアメリカの宝石商が決めたもので、日本でもそれに習って決められている
・起源、由来は聖書が有力
・12星座に関連した宝石から決められたという説もある
・誕生石としての効果は無い
自分でも調べてみて、誕生石は何かしらの効果があると勝手に思っていたのでかなり寂しくなってしまいました
でも、誕生石というよりは、パワーストーンとして考えてみてはいかがでしょうか?
例えば、私は7月生まれで7月の誕生石はルビー、宝石の言葉は情熱、仁愛、威厳なのですが、はっきり言ってルビーって好きじゃなかったんですよね
でもパワーストーンとして考えるとルビーは「勝利を呼ぶ、生命力を高める」などの意味があり、そちらの効果を考えるとしっくりくるので身に着けやすくなるなと私は感じます
なので、誕生石としてはしっくり来ないと感じている人はちょっととらえ方を変えてパワーストーンとして身に着けてみてはいかがでしょうか♪
大切な人へのプレゼントの時も、誕生石+パワーストーンとしての効果も相手に伝えてあげるといいかもしれませんね!