花祭りで飲まれる甘茶とは?カロリーはあるの?

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春はお花の季節ですね!

少しずつ暖かくなってきて外へ出るのも楽しくなってくる季節です♪

(花粉症の方はつらいですが・・・)

毎年4月8日頃に行われる花祭りでふるまわれる甘茶について原料や美味しい入れ方などなど説明したいと思います

ちなみに、私は子供の頃に祖父に入れてもらった「砂糖入りの麦茶」を甘茶だと思っていましたよ!

 

 

甘茶の原料と効能は?

甘茶の原料となるのは日本特産のユキノシタ科の落葉低木でヤマアジサイの変種です

本州の関東・中部地方に分布されていて高さは70センチ~100センチ位、アジサイとよく似ているのですが葉の部分に甘み成分(フィロズルチン)が含まれていて、この葉を乾燥・発行させると「甘茶」が出来ます

 

Hydrangea serrata var. thunbergii

※weblio辞書様より画像をお借りしています

本当にアジサイとそっくりですね!

 

 

・効能としては・・・

抗腫瘍作用、抗アレルギー作用、抗菌作用、利胆作用が報告されており、民間療法では糖尿病患者さんの甘味代用や胃弱・食欲不振・利尿・口臭除去として利用されているようです

 

 

何故、甘茶は甘いのか?

通常の葉のままでは甘くなく、苦いです

なぜ、甘くなるのかと言うと、お茶にする過程で発酵させることにより甘くなります

夏に葉を取り、水洗いした後に約2日ほど日干しして、この葉に水をかけ「むしろ」をかぶせて1日発酵させた後に手で揉んでさらに乾燥させます。この工程で通常、葉に含まれている苦み成分が酵素の作用(加水)で分解されると甘みの強い成分に変化するんです

甘さはなんと!砂糖の1000倍もあるそうですよ!!

びっくりですね!

昔は砂糖の代わりとして使用していたようです

 

もちろん「砂糖入りの麦茶」は甘茶ではありません!!!

砂糖入りの麦茶はカロリーがありますが、甘茶は嬉しいノンカロリー♪

これが甘茶です!

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※ちなみに「むしろ」とは

漢字では「筵」と書き、藁(わら)やイグサなどの草で編んだ敷物のことです

どちらかと言うと「茣蓙(ござ)」と言った方がピンとくる方が多いのではないでしょうか

私も、ござなら実家で使っていたので見慣れています

 

 

甘茶の入れ方

甘茶の葉はシアン化合物が検出されるとの報告もありますが、普通に入れた甘茶では検出されていないと厚生労働省のHPに載っています

ですが、今までに濃く入れすぎた甘茶を飲んだ幼児が中毒症状をおこしたという報告があるそうです

中毒症状としてはお茶を飲んで30分後~1時間くらいしてからの嘔吐です

ですので自宅で入れるさいは濃いお茶をさけ、お茶のパッケージなどに書いてある入れ方をしっかりと守って飲んだ方がよいでしょう

厚生労働省のHPには「茶葉2~3グラムに対して1リットルの水で煮出し、薄く入れることが大切」と書いてあります

 

 

「甘茶」はダイエット効果(カロリーゼロ)や糖尿病の方でも飲んでいただけるのできちんと入れ方を守りましょう!!

 

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